失敗を通して学んだこと
私のトレードは、ループイフダンを基本としています。
10か月の運用を通して成長した私は、ループイフダンの強みと弱みを知りました。
今日の記事は、ループイフダンもしくは類似した自動売買をされている、同志の皆さんにもぜひ読んでいただき、意見を聞いてみたいものです。
【1】ループイフダンの強みとは。
1、損切り無縁の資金なら負けることがない。
2、簡単な手順で自動注文が出せる。
3、買いと売りの両建てが片方の証拠金で済む
4、レンジ相場では安定して毎日利益がでる。
強みは皆さんもうご存知のことと思いますが、
しっかりリスク計算をしたうえで、絶対にロスカットされない資金量を投入して運用すれば、勝つ確率が100%だということです。
ただしその設定では、投入資金に対しての利益率がかなり低くなるため、ほとんどの方は欲をかいてリスクを上げ、利益率を向上させようとします。
リスク管理をきっちりとできる方には、これ以上ない最高のシステムといえます。
【2】ループイフダンの弱みとは。
1、常に含み損を抱えてしまう。
2、トレンド転換すると資金が塩漬けになる。
3、マイナススワップ方向には仕掛け辛い。
4、含み損があるので途中でやめられない。
5、高値(安値)更新時のワナ
6、簡単に利益が出るので、調子に乗ってしまう。
続いて弱みです。弱みを知ることで、それを補い強みに変える。
同じ失敗を繰り返さなければ、勝率が上がる。そういうものですね。
私が考えた上記6つの弱みの中で、誰もあえて強く言っているのを聞いたことがないのが5番の弱みでしょうか。
詳しく解説すると、
もし買いの場合、高値更新時は利益が出て嬉しいものですが、そのあと100%落ちる場面がくるので、最高値付近のポジションが大量に生まれ、後で必ず苦しめられるというものです。(売りの場合は安値更新時)
これは、なんとなくみんな気付いていることかもしれませんが、あえて言及します。
私がこの10か月で最も苦労したのはコレです。やっと気がつくことができました。
例えば、レンジ相場で78円から84円ぐらいを想定していて、80円からシステムを稼働させたとします。
そうすると、最初に考えていたリスクは、80円から2円下がった78円までのリスクですから「よし、やってみよう!」となるわけです。
ちなみにB20で1万通貨の設定だと、ポジションは最大10本で、含み損は11万円です。
ここまでは、まあ最初の想定内ですから、78円まで下がったとしても問題ありませんね。
ところが、いったん84円まで上がって
「絶好調!なんて簡単なんだ、含み損もゼロになったし、上がれ上がれ、もっとガンガン儲けてやるぞ〜!」
という気持ちになった後、78円に落ちた場合はどうなるでしょうか?
最初と違って値幅6円の差があり、ポジションは最大で30本になります。
この場合、同じくB20で1万通貨設定の仕掛けだったら、含み損はいくらになるでしょうか?
答えはなんと、
93万円になります!
いつのまにか、当初考えていた含み損の8.45倍に相当する含み損を抱えています。
まさに天国から地獄ですね!
最初から計算しとけよ!という声も聞こえてきそうですが、なかなかそこまで頭は回りません。ガンガン利益が出た後だから、なおさらです。
損失を想定するよりも、利益の方を優先して想定してしまうからとしか言いようがありません。
8月からずっと、私がやられ続けてきた原因はコレですね。3回ほど地獄に落とされました。
ループイフダンは、レンジの中で同じ値幅を行ったり来たりすることで多くの利益をもたらします。
今のレンジを外れて、違うレンジに移行しても大丈夫なぐらいの体力をつける時間があれば理想的ですが、今月の相場は、押しも戻りもなく一気に84円に上がり、一気に 77円まで落ちました。
一気に84円まで急騰して「上げトレンド、85円、86円」を少し意識させておいてからの暴落だったので、対応が遅れてしまいました。
高値を更新しているときほど、ポジション量を落とし、リスクを軽減させる。
あるいは逆の売りポジションを持つことが必要といえます。
・・・時間がなくなったので今日はここまでにしますが、また続きを考えて自分なりに反省をしたいと思います。
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