FPのライフプランニング
皆さんは、ファイナンシャルプランナー(FP)にお金や人生の相談をしたことがありますか?
住宅会社が土日のイベントで行っている無料相談だとか、保険の窓口だとか。
最近では、結婚式場のサービスとして、FPが結婚した後のライフプランを作ってくれたり、会社に専属のFPがいて、社員のライフプランを無料で作ってくれたりするケースがあるみたいです。家づくりを検討している私のお客様が教えてくれました。
私のような住宅会社の営業マンには、FPの資格を持っている者はほとんどいませんが、家づくりの資金計画を立てる際に、似たようなことをしています。
ただしそれは、そのご家族が家づくりを進めるための資金計画になります。
・生命保険を見直しましょう。
・車のローンはいったん返しましょう。
・お子様の習い事はほどほどにしましょう。
こういった、出費を減らして新築にお金を回しましょう。という資金計画ですね。
そしてこの資金計画の結果、
「あなたには、月々10万円返していける余力があります!」
「そこから逆算すると、3,600万円のローンが組めます!」
「だから、土地は1,200万円、建物は2,000万円、諸費用は400万円になります」
「この予算で家づくりを進めていきましょう!!」となります。
では、金融、保険、税金のプロであるFPに相談すると、この結果はどう変わるでしょうか。
答えは、そのFPの立場によります(笑)
住宅会社が用意したFPなら、将来かかるはずの教育資金を、なるべくかからないように計算したり、老後の資金を一番少なく設定したりして、なんとか家が建てられる設計に仕上げます。
保険会社が用意したFPなら、保険に入りたくなるように、教育資金をたくさん見積もって学資保険を勧めたり、老後資金をたくさん見積もって養老保険を勧めます。
ボタン一つでいくらでも調整可能です。
どのFPに相談すべきか。
結局、FPも所属先や利害関係がありますので、その背後関係をしっかりと推測しなければいけないということです。
どうしてもFPにライフプランを立ててほしい場合は、
利害関係のない、独立したFPに頼みましょう。
実は、それにも別の問題がありますけどね。
なぜなら、FPが本当にかかる費用を全部計算に入れてライフプランをつくってしまうと、
ほとんどの人が将来破綻する未来になってしまうからです。
特にサラリーマンは、年収ダウン、増税、年金・健康保険料アップによって、かつてないほど厳しい時代が訪れていることを、自覚する必要があります。
そして、FPがなぜか決して触れない「投資によって収入を増やす」 ことにチャレンジしましょう。
FPの相談って「お金が足りませんよ」って教えてくれるだけで、ほんと役に立たないなあ~とつくづく思います。
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